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屋外での全裸結婚式合法化を検討(写真)
2015年 1月 15日21:11 / 提供:新華夏

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 英紙「デイリー·メール」の13日付の報道によると、イギリス国会は裸体主義者の屋外結婚式を認める新法案の審議を計画している。イギリスのクリス·グレイリング大法官は1月12日に「この法令は在来の結婚式に揺さぶりをかけようとする英国裸体主義理事会のメンバーたちが裸体主義者を代表し、屋外結婚の権利を争うもので、屋外全裸結婚式に関する偏見の解消に役立つものでもある」と語った。

 

 この法令が成立すれば、裸体主義者は屋外や自分の家、庭で結婚式を自由に行うことができることを意味している。それは2013年の同性愛者同士の結婚合法化に次ぐもう一つの変革である。

 

 しかし、この法令が成立するかどうかに関し、不安の種がある。クリス·グレイリング大法官は「これは不当な商業競争を招きかねない。その際、スーパーでさえ、裸体結婚会場になりえるだろう。そのような光景は想像できない。また、一部の人はこれを悪用して、公共安全を脅かす恐れもある」と語った。

 

 Marriage FoundationのHarry Benson報道官は「飛行機からパラシュートで飛び降りたり、海辺で結婚式を行ったりするとしても、それに異議はないだろう。ただ、全裸結婚式はもってのほかだ。例えば、落ち着いた婚礼立会人を見つけることは難しいだろう」と語った。

 

 イギリス政府はEU委員会と、この法令にかんする全ての項目と審査範囲について協議すると表明した。